弊社へのお仕事のご相談やお見積もり等は、こちらからお気軽にご連絡ください。

 
病院機能評価受審支援
講演依頼
 
このページを訪れる方は、病院機能評価受審を考えているか、受審を決めたが何から手を付けていいのか分からない、といった方が大半ではないでしょうか。そのような方の為に、病院機能評価のポイントを簡単にまとめましたのでご参考にしてください。

内容は、最新の評価基準であるVer6.0に対応しております。

 
病院機能評価とは何か?
 

病院機能評価とは、病院を始めとする医療機関の機能を専門的、学術的、中立的な立場から評価し、良質な医療を提供していることを第三者の目から「認証」する制度のことです。

保健所の医療監視や、社会保険事務所の調査が病院が順守しなければならない最低限の基準とすれば、病院機能評価は、患者ニーズや社会環境変化を考慮した「より高次な評価」といえます。

第三者評価として、医療サービスの質を構造(ストラクチャー)、過程(プロセス)、結果(アウトカム)の3点から評価するものであり、改善ツールとして有効活用できます。つまり、「病院が患っている病(問題・課題)を第三者評価を使って治療する」ということです。

ちなみに、認証の機関である「日本医療機能評価機構」は、1995年に厚生省、日本病院会、日本医師会が出資して創られました。

高次な評価基準イメージ

 
病院機能評価の受審状況
 

認定病院数の推移約3割の病院が病院機能評価の認定を取得していることが分かります。同時に、この6年の間で400以上の病院が淘汰されている事実も見逃してはいけません。患者の意識は、「近い病院」から「遠くてもより良い病院」へと変わってきているのです。

 
医療サービスの質
 

では、患者から選ばれる病院とはどのような病院でしょう。
簡単に言ってしまえば、「医療サービスの質」が高い病院こそが選ばれる病院です。

医療サービスの質は、構造(ストラクチャー)、過程(プロセス)、結果(アウトカム)の3つの視点から評価することができます。依り具体的に言うと、「医療監視」はストラクチャーを主に評価したものであり、「クリティカルパス」はプロセスを主に評価したもの、「EBM」はアウトカムを主に評価したものです。これをイメージとして表したのが次の図です。

病院機能評価はストラクチャー側に多少偏りはありますが、3つの視点から病院の医療サービスを評価している点で評価できます。医療サービスの質を改善するツールとして活用法さえ間違わなければ大変有効です。 医療サービスイメージ

 
受審のメリット(利点)
 

病院機能評価の目的に沿って正しく業務改善が行われたなら、メリット(利点)として次のことが享受できるはずです。本来の目的を忘れ、ただ認証を受けるためだけに受審した場合は、むしろデメリットの比重が大きくなるかもしれません。

  1. 改善すべき問題点が明瞭になる。
  2. 評価を受けるための準備が改善のきっかけとなる。
  3. 具体的な改善目標が設定できる。
  4. 職員の自覚により院内の改善意欲が向上する。
  5. 管理職者の能力向上につながる。
  6. 改善の成果を広告して医療への信頼を高めることができる。
  7. 緩和ケア病棟施設基準の要件になっている。
  8. 医師または歯科医師でない理事のうちから理事長を選出することができる。

 
制度上の優遇措置
 

残念ながら診療報酬や施設基準など、認定取得病院への優遇制度はほとんど無いのが実情です。日本医療機能評価機構は、厚生省等が出資したとは言え民間企業であるため、制度的なインセンティブを付けるのは難しいのでしょう。
しかしながら、この日本の医療に第三者評価を定着させるためには、制度的(特に診療報酬上の)インセンティブこそが必要不可欠だと思います。
患者にとってみても、病院が自己研鑽により進化・発展することは喜ばしいはずです。

1. 緩和ケア (施設基準)
「がん診療連携の拠点となる病院若しくはそれに準じる病院であること又は財団法人日本医療機能評価機構等が行う医療機能評価を受けていること。」
(1)特定入院料 緩和ケア病棟入院料の施設基準 1日につき3,780点
(2)基本診療料 緩和ケア診療加算の施設基準 1日につき 400点

2. 医療法第46条の3第1項のただし書き「医師または歯科医師でない理事のうちから理事長を選出することができる。」要件
「財団法人日本医療機能評価機構が行う病院機能評価による認定を受けた医療機関を経営している医療法人」 医療法人の理事長要件等について
平成14年4月1日厚生労働省医政発第0401017号

3. 広告することができる事項
「財団法人日本医療機能評価機構が行う医療機能評価の結果(個別の審査項目に係るものを含む。)」
医療法第六条の五第一項及び第六条の七第一項の規定に基づく医業、 歯科医業若しくは助産師の業務又は病院、診療所若しくは助産所に関して広告することができる事項 平成19年3月30日厚生労働省告示第108号

 
受審のデメリット(欠点)
 

機能評価自体のデメリット(欠点)は1.ぐらいなものです。2.は職員の教育・育成を考えれば必然の結果として捉えれば必要悪です。本当の問題点は3.以降にあります。実は、運用が適切に行われていたならば、これらの問題は最小限に抑えることができるのです。知識と経験によりアウトカム(結果)が大きく変わります。

  1. 病院機能評価に対する市民の認知度が低い。
  2. 受審までに大変な労力・時間がかかる。
  3. 設備改修費などコストがかかる。
  4. 職員の残業が一時的に増える。
  5. 受審に対する職員の不平・不満が出る。

このデメリットを克服する方法は、後の項で解説しましょう。

 
病院機能評価のバージョン
 

バージョンとは ・病院機能評価項目は、今までに何度かの改定が行われており、実際の審査に使用されたものは

  1. バージョン2.0(最初期)
  2. バージョン3.1(2002年3月末申込分まで)
  3. バージョン4.0(2002年度〜)
  4. バージョン5.0(2005年7月訪問審査分から)
  5. バージョン6.0(2009年7月〜)
の5種類があります。2010年5月時点で、新規・更新の申込をされた病院は最新のバージョン6.0を受けることになります。

 
審査体制区分
 

バージョン4.0以降の審査では、病床の規模・機能・性格等に応じて審査体制を設け、これを審査体制区分と称しています。 審査体制区分により評価調査者(サーベイヤー)数、訪問審査の日数、審査料、評価項目の適用範囲が異なります。 審査体制区分 審査日数1 審査日数2

 
受審にかかる料金
 

受審にかかる審査料金、所謂、医療機能評価機構に支払われる料金が次の表です。

審査費用1 審査費用2

病院機能評価の認定を受けるためには、審査費用の他にも様々な費用がかかります。

  1. 診察室の改修
  2. 喫煙所の排除(移動)
  3. 施設のバリアフリー化
  4. 職員の残業代
  5. コンサルタントフィー
など様々なものが考えられ、ここに挙げたものは一例に過ぎません。実際のところ、審査費用よりもこちらの方にコストがかかります。
効果的かつ低コストに実施するためには、病院機能評価や、医療サービスについて熟練した者のアドバイスがないと危険です。

 
評価対象領域
 

病院機能評価は、8つの領域から成り立ち、その領域の下には、大項目、中項目、小項目と細分化され、およそ400程の観点から評価が判定されます。
ISO9001との最大の違いは、病院機能評価が病院に特化した内容であるのと同時に、より具体的に審査内容が明確化されていることです。
一般病棟は第一から第六領域までが評価の対象となります。精神病棟を有している場合は第七領域、療養病棟を有している場合は第八領域も評価対象となります。

第一領域. 病院組織の運営と地域における役割
病院の基本方針と計画的な組織運営や病院全体の管理体制、情報管理機能、地域における役割と連携、健康増進活動と地球環境への配慮、継続的な質の改善活動 等について評価。

第二領域. 患者の権利と医療の質および安全の確保
患者の権利の尊重や患者との診療情報共有と診療への参加促進、患者の安全確保の体制、チーム医療の推進と診療の質の向上等について評価。

第三領域. 療養環境と患者サービス
来院者への案内機能、患者・家族の医療相談の体制やプライバシー確保への配慮、療養環境の整備等について評価。

第四領域. 医療提供の組織と運営
診療、看護、コメディカル、手術・麻酔、救急、診療録管理や外来など、院内の各部門(機能)の組織運営を「体制の整備」「機能の発揮」「質の改善」等の面 から評価。

第五領域. 医療の質と安全のためのケアプロセス
病棟における医療の方針と責任体制、入院診療の計画的対応、適切なケアサービスの実施、ケアの実施、ケアプロセスにおける感染対策、診療・看護の記録、病 棟での薬剤・機器の管理について評価。

第六領域. 病院運営管理の合理性
人事・労務管理、財務・経営管理、施設・設備管理等の合理性と適切性や病院の危機管理への適切な対応等について評価。

第七領域. 精神科に特有な病院機能
精神科病床を有する場合に、精神科に特有でかつ重要な機能を評価。

第八領域. 療養病床に特有な病院機能
療養病床を有する場合に、療養病床に特有でかつ重要な機能を評価。

 
申し込みから認定までの流れ
 

一般的な病院における申込から認定取得までの流れを表にまとめました。

申込から結果報告までの流れイメージ

よく「最短3カ月での受審が可能」などと宣伝されている業者を見かけますが、それは大きな間違いです。 病院機能評価の目的を履き違えているとしか思えません。
職員を疲弊させずに、受審メリットを享受するためには、ある程度の期間を掛けて改善に取り組むことが必要です。
改善の取り組みこそが職員を教育し、なによりも病院を発展させるものなのです。

 
失敗事例
 

<ケース1> 受審に多額の費用がかかり経営を圧迫した
病院機能評価の勘所が分からずに、施設改修等を行うと無駄に費用を使うことになります。また、職員の残業代も馬鹿にならない額です。職員のベクトルを合わせ、フォーカスを絞ることが出来れば経費削減を実現できたはずです。

<ケース2> 職員の負担が大きく離職者が増えた
何もない中から100%作り上げていくことは、能力向上には良い方法かもしれませんが、職員の負担が大きすぎます。大抵の職員は、日常業務の中で受審準備を行うわけですから、バランスが必要です。リーダーが適切な情報取得ツールや、段取りを指導するだけで業務負担を減らすことができます。

<ケース3> 認証の効果が何もない
一般的に病院機能評価の受審決定は、トップダウンで決まります。しかし、経営者の意思が末端の職員まで届いていないケースがあります。初期の段階で受審の目的・ねらいを職員と共有出来ていたならば、このようなケースは防げたかもしれません。

<ケース4> 受審の準備が一向に進まない
委員会を作って準備を開始したが、何から手を付けていいのかわからず右往左往している状態です。リーダーがリーダーシップを発揮して・・・といいたいところですが、リーダーが機能評価経験者でなければ無理な話です。リーダー若しくは、その補佐には、統率力のある経験者を配置する必要があります。

これらに共通していることは、病院機能評価に対する知識・経験、リーダーシップの欠如です。 このような時に、有効に活用したいのが病院機能評価専門のコンサルタントです。 院内に適任者がいない場合も勿論ですが、適任者がいた場合ものブレーンとしての役割が期待できます。

 
取り組み方 二つの選択肢
 

選択肢イメージ

 
コンサルタントの必要性
 

一般的には、(1)取り組み方が分からない、(2)人的資源に乏しい、(3)時間的制約がある、などの理由により、コンサルタントの支援を受けて認証取得に取り組んでいます。 また、独自の力だけで受審活動を行なっても、業務の改善ができず途中で断念したり、途中からコンサルタントの指導を受けたりする病院もあります。

コンサルタントとは、あるものに対するプロフェッショナルを指します。特に病院機能評価の対象領域は、前述の通り、財務〜診療〜医事と多岐に渡るため、病院全体の業務に明るく、職員を差配出来る能力がなければなりません。つまり、医療に対してプロフェッショナルかつ経験のあるコンサルタントでなければ受審支援は出来ません。

医療制度に疎いコンサルタントはこの際論外です。

 
地域でオンリーワン 患者評価No.1
 
オンリーワン

医療の受け手である患者ニーズを踏まえつつ、 質の高い医療サービスを効率的に提供していくためには、組織体として医療機能の一層の充実・向上が図られる必要があります。オープンアームズでは、受審した病院が地域の患者にとってかけがえのない病院に発展するためのお手伝いをさせていただいております。

オープンアームズ株式会社は、様々な病院で「機能評価担当責任者」を数多く歴任してきたコンサルタントを擁し、各病院の状況に応じた受審支援が可能であり、円滑な病院機能評価の認定だけでなく貴病院のレベルアップにも貢献いたします。 そして、オープンアームズの強みは、他のコンサルタント事業者と違い、医療・福祉に特化したコンサルタント会社として実務指導と、専門指導が行えることにあります。

 
改善が期待できる主な項目
 

 
導入支援スケジュール
 
オープンアームズでは、次のようなスケジュールを立て病院様の受審支援を行っております。

導入支援スケジュール

上記内容を約1年かけて支援していきます。
病院機能評価の認定を受けるためには、ある程度の準備期間が必要であると私たちは考えます。
最短で3ヶ月程度で取得された病院もありますが、それでは付け焼刃にしかなりません。
受審のメリットを最大限享受するためにも、1年かけてじっくりと準備を行うことで、職員の疲弊を防ぎ、改善文化を定着させていけるのです。

 
コンサルティング料金
 

弊社において、病院機能評価受審支援コンサルティングは、コストパフォーマンスの良い価格設定をさせていただいております。御見積りにあたり次の3点、

  • 病床規模
  • 支援期間(工数)
  • 対応人数
を考慮し算出額が変わってきます。
その為、クライアント様より簡単なヒアリングの後に、詳細な御見積りをご提出しております。

 
お問い合わせはこちら

病院機能評価受審についてもっと詳しく知りたいという方は、弊社までお気軽にお問い合わせください。
後日、担当よりご連絡させていただきます。

 
 
 
 
 
 
 
 
Copyright (C) 2005 OPEN ARMS LIMITED プライバシーポリシー お問い合わせ・資料請求 採用情報 サイトマップ